前編では、
- 完璧主義は「何でも完璧にできる性格」ではなく、「完璧じゃない自分を許せない考え方」
- 僕自身も、生活は全然完璧じゃないのに、「出すときだけ完璧主義」になって止まりやすい
- でもブログは、30点で出して80点・90点に育てていけるから、完璧主義をほぐす“リハビリ場所”になる
という話を書きました。
後編ではそこから一歩進んで、
- なぜ「やらなきゃ」が頭から離れず、余計にしんどくなるのか
- そこから抜けるために、僕が実際にやっている「3分でいいから行動する」と「やりながら覚える」という話
をまとめてみます。
「やらなきゃタスク」が頭から離れないのは、脳のクセ
前編のとおり、僕はかなり行動が止まりがちなタイプです。
- ブログ書かなきゃ
- 勉強しなきゃ
- あの作業もやらなきゃ
頭では分かっているのに、夜になると「今日も何もできなかったな…」で一日が終わることがよくありました。
この「やらなきゃ」が頭から離れない状態には、ちゃんと名前がついていて、
ツァイガルニク効果と言われています。
ざっくり言うと、
- 終わったことよりも、「終わっていないこと」のほうが記憶に残りやすい
- 脳は、未完了のタスクを“未処理の重要事項”として抱え続ける
- その結果、「いつまでも頭のどこかで引っかかる状態」が続く
という、人間のクセです。
だから、
- 何もやっていない
- でも「やらなきゃ」とは思っている
- でも結局やらない
この状態が続くと、
何も進んでいないのに、頭だけ疲れていく
「今日もできなかった」と自分を責める材料だけ増える
という負のループにはまります。
僕自身も、
- 情報を集めすぎて、何から手をつけていいか分からない
- 正解が分からなくて、考えているだけで時間が過ぎる
- 行動ゼロのまま「また何もできなかった」と落ち込む
このパターンを何度も繰り返していました。
「完璧」より先に、「小さな完了」を増やす
このループから抜けるカギは、
「完璧」ではなく、「完了」を増やすことでした。
前編で書いたように、完璧主義は、
- 100点を狙う
- でも100点が出せそうにない
- だったら出さない(0点のまま)
という極端な思考になりがちです。
その結果、未完了のタスクばかり増えて、ツァイガルニク効果で頭がどんどん重くなります。
そこで、「完璧主義」から少しだけ軸をずらして、
「完了主義」に寄せてみることにしました。
- 100点じゃなくていいから、今日は30点でも「終わらせたこと」を作る
- 質より前に、「今日1つでも完了した」と言える状態を優先する
こうすることで、
- 頭の中の未完了リストが少しずつ減る
- 「何もしていない日」が減っていく
- 自分への評価が、ほんの少しマシになる
という変化が出てきました。
僕がやっている「3分だけ行動」の習慣
じゃあ具体的に何をしたのかというと、
僕がまず始めたのは、本当にささいな習慣でした。
- 「3分でいいからやる」
やることは、びっくりするくらい小さいです。
- とりあえずパソコンの電源を入れる
- とりあえずベッドで寝っ転がらないようにパソコン前で椅子に座る
- パソコンに前にいるときはスマホを手が届かない場所に置く
これだけです。
ここまで目標を小さくすることからはじめました。
第三者から見ると、「それで何か変わるの?」レベルだと思います。
でも、何もせず一日が終わる日と、
“たった3分でも行動した日”では、夜の気持ちがまったく違いました。
習慣化の研究でも、
- 目標行動をできる限り小さくする
- 「これなら絶対できる」と思えるレベルまでハードルを下げる
こういった「マイクロアクション」が、継続には有効だと言われています。
僕の場合も、
- 完璧な1時間の作業
よりも - 3分だけでも「今日もできた」と言えること
を、自分の中の合格ラインに変えました。普通のひとには理解できないレベルですが、習慣になると意識しなくても毎日パソコンに向き合う自分がいました。
「やりながら覚えればいい」と気づいたら、だいぶラクになった
もう一つ、実際に行動してみて大きかった気づきがあります。
それは、
先に全部勉強してから動くより、
とりあえずやってみて、「分からないところだけ勉強する」ほうがラク
ということです。
前は、
- まずはブログやSNSの勉強をちゃんとしなきゃ
- 読書をして発信する内容を考えなければ、、、
と考えて、結局なにも進まないことが多かったです。
でも、いざ「3分だけでも触ってみる」を続けてみると、
- 実際に手を動かす
- つまずく
- その部分だけ調べる
という流れのほうが、圧倒的に頭に入りやすいことに気づきました。
これは、学習の世界でいうアクティブラーニングの考え方に近いです。
研究でも、
- 話を聞くだけ・読むだけ
よりも - 自分で手を動かして試行錯誤した人
のほうが、理解も記憶の定着も高いという結果が出ています。
やりながら覚えるほうがスッキリするのは、
- 「全部分からない」ではなく、「ここが分からない」と具体的になる
- 必要なところだけピンポイントで調べればよくなる
- その場で「できた」「進んだ」という小さな成功が積み重なる
こういう理由があるからだと思います。
今は、
- 先に完璧に勉強してから動く
ではなく、
- とりあえず触ってみる
- 困ったところだけ、その場で調べる
という順番のほうが、自分には合っていると感じています。
ブログは「完璧主義」と「ゼロ行動」の両方をほぐせる場所
前編と合わせて整理すると、僕にとってブログは、
- 「完璧じゃないと出せない」完璧主義をゆるめる練習の場
- 「やらなきゃ」が頭に残るだけの状態から、「3分でも完了した」が残る状態に変える練習の場
- 「全部勉強してから」ではなく、「やりながら覚えていく」に切り替える練習の場
こんなふうに、いろんな意味での“練習場所”になっています。
だからこの記事の結論としては、
- 完璧じゃなくていい
- 3分だけでいい
- 分からないままで始めてよくて、「分からなかったところを、あとから埋めればいい」
この3つを、自分にも・読んでくれている人にも、何度も言い聞かせたいなと思っています。
もしあなたが、
- 動きたいのに動けない
- 完璧じゃない自分が嫌で、手が止まる
そんなタイプなら、
「今日は3分だけ行動」「電源だけ入れる」「何か一行でも書く」からぜひ試してみてほしいです。